第35回 “危険予知 その2”

2016年 02月 22日

先日、部品交換の工事に行きました。
取替え前のものと部品や操作方法が違うものの、無事にオペレーターへの引継ぎまで完了しました。
「余裕をもった」準備が重要ということを改めて実感しました。

では、第35回目の今回は「危険予知その2」についてお話しします。

前回の危険予知では、「定常作業で考えられる危険とその対策」となります。

今回は、「非定常作業での危険予知」についてお話しします。

まず、「非定常作業」とは、
>「日常的に反復・継続して行われることが少ない作業で、保守点検作業やトラブル対応のための作業をいう。
「作業の不慣れ」や「あせり」で怪我や事故を起こす可能性が高いです。
事故の多くはこの「非定常作業」で起こっています。

身近な所で考えられる非定常作業と危険といえば
・電球取替え中、脚立から転落の恐れ
・メンテナンス中、第三者にスイッチを押される可能性
・装置清掃中、センサーやタイマーなどの要因で機械が動きだし、はさまれる可能性

その対策としては
・脚立の確認、2人作業で行う
・張り紙や声かけの徹底
・電源を確実に切る
など考えられますね。

トラブルが発生した場合は「直ぐに上司に報告」することが一番です。
どの業界でもいえることだと思いますので、改めて認識しましょう。


次回は「デジタルパネルメータ」についてお話しします。


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