忘年会の反省から、先週から年末年始の予定を立てております。
お店や電車の予約確保や、行動スケジュールを試行錯誤していてワクワクしますが、「当日になってみないと分からない」ことがあるというのは現場作業に通ずるものがあるなと思いました。
では、第28回目の今回は「板金図 その2」についてお話しします。
前回は「板金図の概要」と「どう使うのか」をお話ししました。
今回は実際の板金図(AutoCAD)についてお話したいと思います。
別のCADソフトですと、対応していない機能がありますので、注意してください。
私の場合、1つの「モデル空間」に板金図に必要なものを全てを描き、後から「ペーパー空間」を作成して「ビューポート」を使い、モデル空間から切り抜いていくような感じで作成しています。
正直、ピンとこないかもしれませんので簡単に説明をすると
「モデル空間」とは、無限大の大きさの作図空間のこと。基本的にはここで図面を描きます。
「ペーパー空間」とは、印刷用紙の大きさの作図空間のことで、使い慣れておくと後々の作業が楽になったりします。
「ビューポート」とは、「ペーパー空間」から「モデル空間」を表示できるもので、「その図面に欲しいものだけを取り出す」と考えることができます。
ここで注意点ですが、その他CADでは「ペーパー空間」の表示がされないといったことがあります。
CAD図面を提出する場合は事前に「どのCADを使っているのか」聞いておきましょう。
もし、違うものを使っている場合は「GXF」という拡張子で保存するようにしましょう。
その場合に「文字化け」している場合がありますので、確認しましょう。
次回は「配線図」についてお話しします。