しばらく更新がなく申し訳ありませんでした。
今回からまた更新していきます。
では、第21回目の今回は「DINレール」についてお話しします。
まず、DINレールとは、制御盤内によく利用されている金属性のレールの事です。
この「DIN」とは、ドイツの工業規格の略称で、日本で言う「JIS」のようなものです。
そのため、レールの寸法は統一されています。
主にリレーやサーキットプロテクタなど、小型の盤内機器を取り付けるために使用します。
特にリレーは数が多いので、穴を開けて取り付けるのは非常に大変ですが、DINレールを取り付けることにより、はめ込むような形で取り付けることができるので、工数を大幅に削減できます。
増設の可能性がある場合は、長めにしましょう。
部品取りつけの練習でDINレールを使用しておりましたが、工具をほぼ使用することなく終わってしまい、非常に味気が無いように思っていましたが、昔は全て穴明けして部品を取り付けていたことを考えると、非常に効率的な部品だと感じました。
次回は「端子台」についてお話しします。