先週梅雨が明けたかなと思っていたら、じめじめした天気が続いていました。
傘が手放せない1週間でしたが、降りそうで降らなかったので、使わずじまいになってしまいました。
第10回目の今回は“計器”についてお話しします。
まず、計器とは、“電流”や“電圧”などの強さを見る装置で、見た目は車の速度計辺りが近いです。学生時代、理科の授業で電池の電圧を測定したことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
主に制御盤から離れた場所にある機械や、小さくて動きが見づらい機械において、「ちゃんと電気が流れているか?」「正常な電圧値になっているか?」などを確認することが目的で、
“負荷機器”“送配電線”“変圧器の負荷”“配線電線”などがその対象になります。
少し前に担当した“複数の機械を1台の盤で制御する盤”にも取り付けられていましたが、ここでは“負荷機器”の状態を確認しており、一目で稼働中かどうかがわかるのはもちろん、「電流は低いけど、異常になるほどではない」というような微妙なラインも確認出来て便利だなと思いました。
今回で制御盤外面についての紹介は終わりです。次回からは制御盤内面についてお話ししていきますが、それ以外でも“毎日の勉強の中で気になったこと”があれば合わせて取り上げる予定です。
次回は「ブレーカー」についてお話しします。