第30回 “危険予知”

2016年 01月 12日

2016年始めての更新です。
今年もよろしくお願い致します。

では、第30回目の今回は「危険予知」についてお話しします。

今回は制御盤よりも、現場メインの話しになります。

まず、危険予知とは、「自分の作業の中で起こりうる怪我の要因」の事を指します。
例えば
・機械の運転時に体を挟む(1)
・ケーブルに足を引っ掛けて転ぶ(2)
・制御盤のメンテナンス時に感電の恐れ(3)
などが考えられます。

その対策として
・起動前の声かけ(1)
・足元に注意する(2)
・電源を確実に切る(3)
といった対策があげられます。

「そんなこといわれなくても分かっているよ」と思う方が多いと思いますが、「ここまでなら大丈夫」という気の緩みから「怪我」や「事故」が起こるケースがありますので、「決められた手順」で作業するようにしましょう。

特に、初めて触るような機械については細心の注意を払うようにしましょう。

「作業効率は第二第三でも良いから、安全最優先で作業してね」と先輩社員から何度もいわれました。
実際、事故が起きると作業が止まるだけでなく、怪我をした人の作業を誰かが負担することになります。
「安全第一」で作業しましょう。
また時間をおいて同じような話しをしてみたいと思っております。

次回は「予備を持っておきたい制御盤の部品」についてお話しします。


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